Script Debugger は、AppleScript 専用の優れたデバッガー/開発環境です。
- 最新版は 2020-4-19、v7.0.12 です。
- 開発/販売元は、Late Night software Ltd.
- 価格は 99.99ドル
今年になっても普通にアップデートされているということは、米国ではそれなりの規模の人数の固定ユーザーが居て、このDebugger を使い続けているのだろうと想像します。詳しいことは Late Night software で見ていただければ良いでしょう。
かくいう私も古くからのユーザーで、使い始めたのは古く、mac OS 9 の頃からです。メジャーバージョンアップの度に数千円を払ってアップグレードだけは安価に続けてきて、今は最新版の7になっています。
Mac関係には長年、ハードもソフトもいろいろなものに投資してきて、失敗もたくさんしてきましたが、この Script Debugger について言えば、それまで不可能だった仕事を可能にしてくれた、数少ない成功事例を支えてくれたツールです。
そういう個人的な思い入れも大きいので、客観的にはもう見られないですけれど、久しぶりに使ってみましたが、ほとんど昔と変わっていないし、相変わらず使いやすさは抜群です。コードを書いてデバッグするというレベルの生産性もさることながら、書いている途中でもいろいろなアイデアを試したくなってくるクリエーティブなツールです。もうこれが無ければ AppleScript を書こうとは思わないでしょう。
とはいえ、しばらくは久しぶりの感覚を取り戻すための、練習として、基本的なスクリプトを書くことにします。
このスクリプトは、MacのFinderでドロップしたファイルの拡張子を削除します。
フォントや色分けは、Preference(環境設定パネル)の Fonts & Color でユーザーの好きなものに変えられます。私の場合は、
もしこのBlogをたまたま見た方がいらしたら「今更、AppleScriptなんかやって、何になるの?」と思われるでしょうが、まあ、そう先を急かさずに。いまはただ、自分だけが面白いと思うことをやるために、日々、少しずつ基本を確実に押さえて積み上げて行きたい、と思っているところです。
本日夜更かしの締め
tell application "Finder" to close every window -- SCRIPT 1.1